DIYerの体験談を紹介します。

高耐久木材「セランガンバツ」で耐久年数15年~20年!!
        夢のウッドデッキをセルフビルドでもっと身近に


福岡県福津市 E氏 2009年制作 「リビングウッドデッキ」

 かなり以前から、「夢丸」などの雑誌を読んでは「いいなぁ~」と思いつつも、 漠然とログハウスやウッドデッキに憧れているだけで、実際に作るのは夢の世界 でした。  そんな中、2003年に自宅を建築することになり、実際に設計図を進めると、 敷地の形状で、どうしてもリビングに面して三角形の裏庭が生まれます、 中途半端なその裏庭にウッドデッキを制作するつもりで設計しました。 そして完成から5年目の秋、ついにデッキの着工に漕ぎ着けたのでした。
材料に「セランガンバツ」を選んだ理由。 ①使用された方の体験談がWEB上に有りとても参考になった。 ②取り扱っている材木店が熊本市内と比較的近かった。 ③杉やSPFに比べて耐久性が高いと確信できた。 ④塗装などのメンテナンスが簡単そうに思えた。  などです、この中で特に重要だと思ったのがとにかく「耐久性」でした、 と言うのもかなりの大型のデッキを計画しましたので、当然材料も大量になり 金額も嵩みます、それに27平米のデッキを何度も作り直したいと思いますか?
苦労したこと。  ハードウッドの「セランガンバツ」は「硬い・重い」が特徴ですので、 物の本では「下穴を開けないとコーススレッドが入って行かない。」 とありましたが、まさにその通りで下穴キリは必需品です。  最初に買った下穴キリはテーパーが付いていて、とても良さそうでしたが、 実際使ってみると1つ目の下穴で折れてしまい全く役に立たちません、 そこで3ミリの鉄鋼キリを皿キリの先端に取り付けて使用したところ、 これが下穴と面取りが一度に出来て大正解でした。  とは言っても鉄鋼キリも5本以上は折ったのではないかと思います。 重さも半端な重量ではなく、使う分だけ現場に搬入して加工しましたが、 運んだ回数は100回以上、半端なく大変です。  そんな「セランガンバツ」でしたが、加工性は思ったより悪くなく、 逆に「硬い・重い」は耐久性を示している様で頼もしく感じました。
予定地はリビングに面した裏庭です。 こちら側から見ると長方形のように見えますが、実はかなりの直角三角形です。 広さは奥行き10m・幅は最大で5m、浄化槽や雨水枡があるので点検口が必要、 手前にエアコンの室外機と犬小屋が有るのでデッキの奥行きは6m程度、 奥の左側角には花壇を作りシンボルツリーを植える予定、 ウッドデッキに付き物の立水栓やバーベキュー炉も考えています。
大型の構造物を作るには、DIYとはいえども設計図は必要となります。 ここで問題が1つ・・・ ほとんどの方はCADを使う機会はあまり無いと思います、 私も殆ど使ったことが無いので、フリーのCADを導入してはみましたが、 結局エクセルでA3の大きさの方眼紙を作り、その方眼紙にフリーハンドで 現場の寸法を書き写し、その寸法をエクセルの方眼紙上に落としました、 DIYにはこれで十分だと思います。 材料の積算や現場での確認には大変重宝しました。
ウッドデキに先立って花壇とバーベキュー炉をブロックとレンガで作りました。 炉はデッキ面までブロックで3段程嵩上げし、その上にレンガを積んでいます、 地面から天板まで約1.5m、あまりに高過ぎてデッキが出来るまで使用できません。 使用したレンガはB級品ですが、汚れなどでかえって良い味が出たと思います、 炉本体には補強のため、縦筋と3段ごとに番線「針金」を横に入れています、 初めてのレンガ工事でしたが、思ったより難しくは有りませんでした。
デッキの下になる部分の工事です、 最初に作ったのが左端のレンガ作りの立水栓、凹型に切り欠いたレンガを 2枚交互に積み上げ、中心にポリエチレンパイプを通しています。 デッキ下の中央付近には、排水用の雨水枡を設置しました、 降雨時や清掃の際に排水がスムーズに処理できます。
基礎となる束石の設置、高さの基準としたのは母屋の基礎です、 戸建て住宅の基礎はほとんどの場合地下で凸に広がっています、 その広がった面は基礎工事の際にレベルが出していますので、 レベルを気にする必要がありません、地下に束石を乗っけて横の位置合わせをし、 周囲をモルタルで固めれば完成です。 デッキ下の処理は、土のまま・ジャリで覆う・モルタルやコンクリートで覆う、 の3通りと思いますが、私の場合はコンクリートで全体を覆う方式を採用、 理由は3つ、①雑草防止 ②水捌け ③衛生です、 そのために中央の排水枡に向かって水勾配を付けています。
約1カ月かけて下地が完成、約27㎡全体を10区画に分けて施工しています、 全てのコンクリートを手コネで練りましたので疲労が腰に来てしまいこの後 しばらく作業放棄・・・・その間に設計図の引き直しと材料の積算と発注。  数日後、熊本のランバーファクトリーさんからセランカンバツが届きました、 社長さん自ら配達です、てか・・・1人で来たの?・・・(◎o◎)~☆!! で、早速荷降しのお手伝いと仕分けを・・・・ セランカンバツの予想以上の重さにびっくりΣ(゜Д゜;))) 荷降し終了、130本のセランガンバツの山を前に、しばし(@_@;) ふと我に返り取り返しが付かないことに気づき・・・・更に(@_@;)
配達が午前中の早くだったので、早速組み立てに、 最初に立てたのはメンイポストです、メンイポストの根元にセットしているのが ペットボトルを利用した水盛缶、この水盛缶が後々大変な働きをしてくれました。 作り方、容量1リットルの角型のポットボトル1個、 なぜ角型が良いかと言うと固定する時に安定が良いからです、 次に透明な内径8mmのホース細過ぎても太くても不可、 ペットボトルのキャップに1cmの穴を開けホースを無理やりねじ込み 5cm程ボトルの中に出し、ボトルの底に5cmの穴を開ければ完成です。
根太の間隔は通常の材料だと45cm程度ですが、セランガンバツの場合は 強度が優れているので、ポスト間隔を90cmとしそのポストを挟んで 取り付けるので80cm程度になります。 根太が張り終えたら次は根太の下に大引を入れて行きます、 ここで注意!、大引を入れる前に根太を全て固定すると大引が入らなくなります。 大引を入れて固定できたら、根太をダブルにしていよいよデッキ面です。
まず手すり用に手前のショートポストをミドルに取り替えます、 最初のデツキ材はポストの分大きく切り欠きを入れるので、 慎重な細工が必要となりました。 参考にした雑誌類では、デッキ板の間隔を3~5mmと指定しています 熊本のイッコクさんが4mmでしたので私も4mmを採用、 理由は狭からず広からずの中間と言うことで、丁度良いと思います。
床下の掃除と排水枡のメンテナンスのための点検口が必要となります、、 蓋の左右に補強材として棧を2本裏からコーススレッドで取り付け。 蓋の表側には根太の位置に化粧ビスをネジ込んでいます、 化粧ビスは10カ所全ての点検口に施しました。 蓋の取っ手ですが、金具・穴・ロープなど等考えましたが、 1番簡単でお金の掛からない方法として切り欠きを採用。
すべての木材はその性質上、必ず反り「歪み」が発生します、 柾目に製材されている木材も例外ではありません。 デッキ材の歪みも半端ではなく、長くなるほど激しく歪んでいます、 という事で矯正が必要となりますが、ここでも愛車のジャッキが大活躍です。 ジャッキは何種類か持っておくと良いと思います、私は、ワンボックス用・ 普通車用・軽用の大中小3台を準備し、場所ごとに使い分けました。
パーゴラの取り付けはデッキ材を張る前に行う方法と張った後があります、、 私は張った後に工事しました、その理由は一人で作業するので安全が優先です。 まず、メインポストに1番長いパーゴラを固定しますが、水平距離4mですので、 4mの材では足りず1m継ぎ足さなければなりません、 左右から継ぎ手として50cmのポスト材を挟みボルト4本で固定、 さらにコーススレッドで補強しメインポストにボルトで固定、 継ぎ手とメインポストの間に筋交いを入れ補強、 体重85kgの私がぶら下がってもビクともしない中芯が完成しました。
パーゴラが完成したのでこの上に被せるテントを近くの「寿総合インテリア」さん に特注で作っていただきました、
テントの色は光の透過率で決めました、もちろん白い方が透過率は高いのですが、 明る過ぎるよりも、と言う事で透過率70%のグリーンを選んでいます。 11月まで毎月2回は友人・知人・親戚を招いてバーベキューを楽しみました、 風呂上りのビールをここで飲むと、も~最高です。


・無料でお見積もりいたします。お気軽にお問い合わせください
・施工指導はあくまでお手伝いです。大半の作業は施主様ご自身でしていただきます
・塗料は自然塗料をご準備しております。可能であれば事前に塗布されることをおススメします
・電動工具を使用しますが、施工中の怪我は自己責任にてお願いします