DIYerの体験談を紹介します。

高耐久木材「セランガンバツ」で耐久年数15年~20年!!
        夢のウッドデッキをセルフビルドでもっと身近に


熊本県菊池市 M氏 2004年制作 「アウトリビング」 http://www11.ocn.ne.jp/~myt/index.html

 時の流れを感じる,アウトリビング,ガーデニング・ウォッチングスペース として耐久性のあるウッドデッキを自作しました。  DIYによるウッドデッキの構想を3年ほどあたため、ウエスタンレッドシダー でなくセランガンバツーを使用して耐久20年をめざし、 平成15年6月に着工、8月に完成しました。  ウッドデッキの作成イメージは アウトリビング(out-LivingRoom)で、 「今日は外で食べよう」というのがいつでもできて、読書が、タバコが、 ビールが・・・、ようするに生活ができるようなイメージで作りました。  場所は門から玄関へのアプローチ脇に設置し、テーブル・チェアも自作して すっかり談話スペース、いや応接間ともなり、 お客さんを家に上げずに帰してしまい申し訳ない感もありますが、 コーヒー飲みのリピーターが増え、ご近所他の皆さんにも喜ばれているのを 確信しています。 コーヒーでも飲みながらごゆっくりとどうぞ。
これからいよいよDIY。芝剥ぎをしたところです。 基礎コンクリートは埋め込むような感じにしたいため、土の掘り出しから。 深さ20センチで一輪車30台分。どこに持って行ったのかな? 砂利1立米を敷き詰め、車を載せて何度も往復しててん圧。 型枠は先日のプロの技をまねて。 生コンは建設関係の知り合いから。2立米で厚さ15センチ。 楽をしようとすぐそばまで5トン生コン車があがりこんで縁石はグラグラ状態に。 一家総出で長靴でならし、あとはすりきり。 水勾配は2/100。モルタルも自分でと経験しましたが。 難しい。モルタル塗りは労力の無駄です。 生コン投入から2~3時間後にコテ仕上げする方法がベスト。 ポスト部分の高さを測る。知合いの測量士に頼まず基本的な方法で。 ポスト24本の90ミリ角四隅と中心部を2回計測。 ポストを留める羽子板ボルト。建材店にも電気メッキしかないので、 溶融亜鉛メッキ工場に頼みました。上が亜鉛メッキ済み。 玉名金属のMさんお世話になりました。 羽子板ボルト用の穴を掘っているところ。 8ケ所。1日ということで借りて来て15分で終了。 きれいにあっという間に掘れる。 これが1日1,500円で借りたロータリーハンマードリル。 あまりに早く済んだので、どこかないかと考え台風対策アンカー用に あちこち20ケ所ばかり穴あけました。それでも早く終わったためあちこちで 「あけてやろか?」と聞いて回りました。 デッキ材のセランガンバツーが届きました。 ランバーファクトリーのトラックから降ろすのを手伝い、 重いのなんのって。数日は、積んだままでした。 切込作業場の全景です。駐車場2台分のつもりが・・・いや、 このために作ったんです。 切り込みは図面どおりに、順調です。長さ切り間違いが何回かあったけど、 木取り計画どおりで済みました。 いよいよ、塗りです。2回塗りが目標です。最初は「ゾウキン掛け」、 後から顔料を拭き取らないように「たわし掛け」に変更しました。 この塗りが一番単調で面白くなかった、それも2回なんて。 キシラデコール カラーはウォールナット。 2回塗りが終わり乾燥中のデッキ材。この場面が一番感慨深いなあ。 デッキ板ポスト部分切込みだけが少し残っているが後は組み立てるのみ。 パーゴラの桁の切り込み、これも5ミリ切り間違い広くなり過ぎ部分が1ケ所。 コーススレッドで固めるから・・。 フェンス笠木の柱組み込み部分。相手の柱とも確認済み。 ただ今後の伸縮がどういうことになるやら。 パーゴラの方杖とショートポスト。 この90ミリ角がスライド丸鋸で一発切断できなかった。 丸鋸類はこの点を考慮して購入すべき。 組立の初日、お休み所も準備して。なにせ今日は8月10日。暑いぞ~。 まず、パーゴラポストを立て。自立用添え木も準備してました。 イメージトレーニングばかりしてました。 パーゴラ、フェンスポストに幕板を取り付け。 この幕板がタイル面と同じ高さです、それから根太、少し普通と順序が違う。 全体の立ち上がりも順調です。 デッキの幕板はタイル部を挟むようにして一体感を持たせようとしています。 パーゴラの片方の桁は屋根の中に入ります。 しかし、家本体とは接続しないことに。 根太の下に大引を入れたところ。ジャッキアップして。 いよいよ、デッキ貼りに。どんな感じになるのかと上から。 材もだいぶんに減ってきて・・・ 羽子板ボルトを入れ、コンクリートを流し込み、ボルト締め。 すべては、台風対策。南側は何もなくそりゃすごいのですから。 デッキ、壁板を張ってほとんどできあがり。 あまり暑いのでキャンプ用のテントシートをのせてみました。 端のフェンスポストは30センチ程コンクリート埋け込みにしました。 ハードウッドならではのもの。コンクリートはポストの部分だけに見えますが 下の方は広くガッシリにしてます。 もう一方の端のフェンスポストはコーナーをつけることによって 強固になりました。 フェンス笠木のパーゴラポストのストレート接続部分。 フェンス笠木のパーゴラポストの直角接続部分。 フェンス笠木のパーゴラポストの30度接続部分。 フェンス笠木のフェンスポストの60度接続部分。 フェンス板は角度を付けてカットし、桟木なしで直接留めています。 フェンスポスト部分の笠木接続方法。コーススレッド2本がスマートです。 シンプソン金具のデッキレールタイは未使用のままです。 笠木のポスト取り付け部分でやや下から覗いたところ。 ここはシンプソン金具のガゼットアングルをつけていましたが、 座った高さから見て目立つので急遽コーススレッド3本留めに変更。 穴跡が残りました。 フェンス板の取り付け方法です。 105ミリのフェンス板を縦3つに割いて桟木を作りそれに留めています。 1本立ちのままのパーゴラポストとタイル接合部付近のデッキ面の処理です。 パーゴラ桁・垂木は屋根下に入ります。 軒天と垂木との隙間は25ミリで屋根シートの雨水留めとして 16ミリ塩ビ管がピッタリ入りました。 桁は10ミリ切削したパーゴラポストと方づえをサンドイッチにしています。 ボルトは10ミリ径150ミリ。 方づえは120ミリコーススレッド2本でポストに、桁と75ミリを3本×2。 屋外用コンセントを取り付けました。 電源コードはポストにトリマー6ミリビット、 深さ15ミリで彫った溝に入れ、コーキングでカバー。 ポストの並んだ列はデッキ板をポスト間ごとに分割してカットしました。 1本ものにこだわらないほうがと。  新築時にタイルデッキを広めにつくってもらいましたが、 その後、基礎部分に割れ目ができ外側が沈下していくのを眺めながら、 いずれは「ウッドデッキ」にと、「DIYウッドデッキ館」と各位のおかげで いろいろと勉強させてもらっていました。(たいへん、お世話になりました。)  プランづくりでは、うちの奥さんの意見が大きく作用し、 「10年もてばいいよねえ?」に対し「あなたがいなくなっても使えるように」 ???の一言で次の製作方針がまとまりました。  それまでの計画はレッドシダーで、 積算価格はクリア材(一部節材)で22万円、 オール節材で15万円であったため新築時の大風呂敷「せっかくなら」 と同じで、それいけドンドンでした。  ① 耐久20年以上をめざす→ハードウッドを使用する  ② 台風対策を万全に→ベタ基礎でアンカーボルト等  ③ オーソドックスなタイプ→パーゴラのある屋根なし  インターネットでハードウッドを物色していたら、 熊本の㈱ランバーファクトリーに「セランガンバツー」があることを知り 特徴・注意点を聞いて、図面を引き直し基礎工事にはいりました。(6月)  結果、デッキ材価格はそれほど高くはありませんでした。 運賃がないことも一因で、これもお世話になりました。  特徴・注意点は、 ①なにしろ重い、比重は1前後で水に沈む  ②根太間隔は900ミリでよい  ③コーススレッドは65ミリ  ④下穴処理が必要で3ミリビット  ⑤無塗装でもよい(色抜けするとのことで塗装することに)  ⑥リブ加工面を笠木・幕板などに表面にして使用可  ⑦品質は安定しており予備材不要  ⑧デッキ板間隔は5ミリがよい(なぜか4ミリで作成することに)など 根太は90ミリ角を使用せず、 全体強度・ポストの立上易さからデッキ板材によるサンドイッチ方式を採用。 CADはフリーソフトのJW-CADです。  ほぼ100%カットし、塗装を2回して組み立てることから、 細かいところまで図面を作りました。        カット工具は日立スライド丸のこC8FSBを使用し、 精度は0.5ミリが目標。ただし、高さ75ミリの切断能力しかないため、 やはりデッキには90ミリ以上が必要と痛感しました。 でもC8FSBは15㎏と軽くほいほいと運べます。 それから長尺ガイドは自分で作りました。 おかげで0.1ミリも違いのない(たぶん) 同じ長さのものを大量生産できました。  ☆☆製作中、特に便利と感じたもの☆☆ 上:ご存知のノギス。 概略精度0.05ミリまで可能で、部分切込の際役立ちました。   中:水平・垂直を画面と音で教えてくれる「ZIRCONビデオレベル」。 精度は1000ミリにつき±0.65ミリ、ポスト立て時に便利でした。 下:下穴・皿取錐。スターエム社ネット販売で径3.5ミリ働き50ミリのが ちょうど特注品として出ていたので発注。 これが一番65ミリコーススレッドには便利でした。 ハイス皿取錐(ストレートタイプ) 3.5×10 屋根は必須  デッキを組み立てた時期が時期で8月の中旬であり、 作業中は気が入ってますのでいいのですが、休憩になるとトテモ暑い、 テントの下でも暑い。  この時までは、屋根は自然に植物の蔦類にしようかなと考えていました。 植物の葉っぱは、太陽の熱線をカットしてくれます。 「オーシャンブルー」を地面からネット張ってそれに這わせてと。  しかし、台風・雨対策で悩みました。 台風の時ははずせるシートで熱線を遮るものを探しましたら、 JAのグリーンセンターにシート類がいろいろあり、 その中でUVカットのエコサーティシートが3.5×4.5メートルで¥5,400、 即購入しました。  その直後、別のホームセンターに行ったら同じサイズで 全く同色・加工面の¥2,700。で、よく見れば中国製。なんとか納得。 サイズと加工 シートの奥行き3.5メートルは偶然にもパーゴラ垂木の長さと ピッタリ一致しました。 奥行きはピッタリ、横は巻いて調節することとし、 どのように取り付けるかを検討しました。 巻き取り部分 横に余る部分はステンレス物干し竿で巻き取ることとし、 その前にシートの端12センチほどを切り取り、 物干し竿をはさんで接着しました。 片側パーゴラ取付部をパーゴラ垂木の横幅の長さに合せて、 切り取った12センチ幅のシートを接着しました。 ハトメパンチ 奥行き方向である垂木の両端を固定するための穴「ハトメ」 は12ミリのハトメパンチ (ホームセンターで980円)を打ち直しました。 右側のいびつな方が新しく空けたハトメです。 右側取り付け パーゴラ垂木に折り曲げて、12ミリ径ハトメに11ミリのリングフック (正確にはピートン)をねじ込みました。 左側取り付け 同じくパーゴラ垂木にねじ込みました。 垂木先端部取り付け 垂木先端部にフックをねじ込みました、が、 その後風が吹いて外れる場合があり、 針金を折り曲げて差し込みストッパーとしています。 家側垂木取り付け ずいぶんラフな取り付け方法ですが、この1年問題ありません。 公開する前にもう少しやり様があるのではと考えたのですが。 パタパタ防止 風が強い日には、シートを持ち上げてパタパタ音がしますので、 壁板を載せてロープでくくりつけています。 これも他にスマートな方法がありそうなものです。 雨水止め  垂木の水勾配は1.5/100で、これも風が強い日には雨水が逆流しましたので 塩化ビニール管を軒天との間に入れています。 最後に ウッドデッキには屋根をつけたいとまず考えるのが普通でしょう。 それぞれこんなふうに作りたい、 または作ってみればといろいろプランがあると思います。 でも、ここで言っておきたいのは、雨対策より太陽の熱線、紫外線対策です。 屋根を波板で作ったとします。夏場はとてもではありません。 雨を避けてくれるだけで、春先、いや冬場でも暑いですよ。 完全な対策は熱線、紫外線カットする素材でまず屋根を。 でも素材自体が熱を持ち、もし鉄板・トタン波板屋根であったら 輻射熱をガンガン浴びることになります。 輻射熱は風が吹くとスッと感じなくなる時がありますが、 やはり対策は必要でサンシェードが有効です。 そのサンシェードを理想的に作成されている 「やおしんさん」のページを紹介します。必見の装備です。 私の屋根シートは、まだまだ使えます。3年は使えるとみていますけれども、 欲を言えば5年を期待しています。 台風対策としては、撤去するという方法をとりまして、 この1年で5回ほど行いました。 やはり、面倒で何か方法はないかと考えるのですが、 これはしかたのないものとほとんどあきらめています。 近辺の家で瓦が剥げた前回の18号台風時には、シート撤去した垂木が風を受け、 しなる程度でなく揺さぶりくずしかねない程で、ア然として見ていました。 固定屋根にするとしたら、鉄骨柱で鋼板屋根(サンシェード付き)にして、 別物としてフェンスだけのウッドデッキにする以外にないのかなと思われます。


・無料でお見積もりいたします。お気軽にお問い合わせください
・施工指導はあくまでお手伝いです。大半の作業は施主様ご自身でしていただきます
・塗料は自然塗料をご準備しております。可能であれば事前に塗布されることをおススメします
・電動工具を使用しますが、施工中の怪我は自己責任にてお願いします